鮎つかみ大会2024 in下草野
こんにちは、下草野まちづくりセンターです。
夏休み中盤の2024年8月6日に浅井小学校の児童を対象にした鮎つかみ大会を開催しました。
下草野まちづくりセンターの近くにある水路を利用して元気いっぱいの鮎を手づかみするのですが、これが意外にも難しい。
思っている以上にスピードが出るし、子ども達の目線からでは太陽の光が水面で反射して見づらくてかなり苦戦していました。
今回はそんなイベントの様子をまとめてみました。
鮎つかみ大会の様子は?
鮎つかみは過去何度も開催していますが、毎年たくさんの応募があるのでとても嬉しいのですが、酷暑という事もあり規模を縮小させて開催させていただきました。
下草野地域の子ども達は、自然に触れ合う機会が多いので魚に抵抗はないと思っていましたが、スタートと同時に飛び出したのは一人か二人。
大半の子ども達は、まずは様子見という感じでした。
それでも5分もすれば
鮎はどこ!?
逃げた!逃げた!
網で捕まえて!
など大きな声で水路を走り回ってました。
浅いとはいえ水に入っている子ども達は快適そうでしたが、強い日差しに照らされながら応援する大人たちの額からは、大粒の汗が垂れていました。
大人たちがいる高い所からは鮎は良く見えるので、「足元にいるぞ!」と助けを出しても子ども達は足元にいる鮎もよく見えないようで戸惑う光景がよく見られました。
それを「今年もやっぱりやってるなぁ」とほほえましく見ていました。
↓2023年の鮎つかみのブログより
鮎がどこにいるのかもよく分かっていなくて、大人が「あそこ!」「足元!」っていっぱい叫ぶんですけど、イマイチ伝わっていない(笑)
上から見るのと、子ども達の目線から見るのとでは見え方が全然違うみたいです。
それでも捕まえないと塩焼きに出来ないので、子ども達も必死・・それ以上に親が必死でした。
↑
同じ光景ですよね(笑)
コツを掴んだ子はどんどん鮎を捕まえていきますが、鮎を怖がる子は捕まえることが出来ないので、バケツに入れた鮎を触ってもらい生き物を肌で感じてもらいました。
本を読むことでは決して得ることが出来ない貴重な経験。
捕まえた鮎は調理場で下処理をして、どんどん炭焼きをしていきました。
焼けた炭に鮎から垂れた水分?脂?で「ジューッ」と大きな音ともに上がる煙に食欲をそそられました。
食は五味五感で楽しむという言葉がありますが、ホントに聴覚(音)は大事だと思います。
炭で食材を焼くという経験をしたことがある子は少ないので、今回の鮎の炭焼きは良い経験になったと思います。
鮎を捕まえる → 下処理をする → 炭で焼く → 食べる
毎日を元気に過ごすために食事は欠かすことが出来ません。
食事には食材が必要です。
食材は多くの動物や植物の命を頂くことで得ることができます。
命を頂戴している以上、食事は大切に感謝しながら頂きたいですね。
最後になりましたが
100匹を超える鮎の下処理をしてくれた人
100匹を超える鮎を炭で焼いてくれた人
イベントを準備された人
みなさん、協力ありがとうございました。
おかげで参加者は美味しい鮎を食べることが出来ました♪
去年の鮎つかみの様子はこちら↓